ボルダリングジャパンカップ2017予選、有力選手が順当に通過。女子ではU-15世代が躍動

 1月28日、東京代々木第二体育館にて第12回ボルダリングジャパンカップの予選が行われた。

 女子では11度目の優勝を狙う野口啓代、昨年のW杯総合2位の野中生萌らが順当に準決勝進出。中でも躍動したのがAグループを1位で通過した13歳の森秋彩をはじめとしたU-15世代。予選突破の20名中6名が中学生クライマーとなり、近年の台頭を改めて示すこととなった。

 男子予選には楢崎智亜や藤井快らが登場。Aグループでは怪我からの復活を目指す2015年チャンピオンの杉本怜が、Bグループではさすがの安定感を見せ連覇を狙う藤井快がそれぞれ1位で予選を通過した。世界王者・楢崎は「集中力を切らしてしまった」とアテンプト数の差で4位通過だった。

 決勝では男女ともハイレベルな争いになること必至で、特に男子では過去11回で2度栄冠に輝いた者が一人も出ていないというジンクスが続くかにも注目。国内頂点が決まるのは明日。みなさんもぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

予選リザルトはコチラから
http://climbing.jma-sangaku.or.jp/temp_results/bjc/2017/
大会特設サイトはコチラ
http://www.jma-climbing.org/competition/2017/bjc/

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