FEATURE 35

野中生萌も実践!

クライマーに効く体幹&関節トレーニング with FLOWIN

野中選手の好調を支える、FLOWIN(フローイン)を使ったトレーニングメニューを大公開。それぞれ1セット10回が基本。ただし、最初はフォームが崩れてしまわない回数を目安にしよう。1日あるいは2日おきに行い、余裕で10回こなすことを目指そう!

※本記事の内容は2018年6月発行『CLIMBERS #008』掲載当時のものです。
 
 

LESSON.1 背骨の動きを整える

 
四つん這いになり、手は肩の、膝は股関節の真下の状態でスタート。手を前方へと目いっぱいスライドさせ、再び引き戻す。この時、お尻の位置が前後動しないよう注意。ゆっくりした動作で、背骨全体が綺麗なアーチを描くように意識しよう。

 

LESSON.2 コアと肩関節を強化

 
Lesson1と同じ四つん這いから片膝をつき、逆の足を後方に伸ばした姿勢でスタート。頭からかかとまでを一直線にキープしてスライドする。背中が丸まったり腰が反るのはNG。体幹を安定させたうえでうまく手足を動かすことができるようになる。

 

LESSON.3 不安定な姿勢でコアを強化

 
両肘と片足で身体を支える。肘は肩の真下に置き、頭からかかとまでは一直線に。両肘を軸に、片足を後ろに引いていく。キツければ両足でやるのもOK。写真の野中選手はクライミングにおける状況を想定して、あえて不安定な態勢で行っている。

 

LESSON.4 変則スクワットでブレない下半身

 
軸足はスクワットを行うイメージで、逆足を後ろに引いていく。同時に、つま先を外に向けるようにして骨盤を横に開く。顔と軸足は同じ方向を保ち、軸足のかかとは浮かさない。クライミングに不可欠な、股関節が開いた状態での踏ん張り強化に最適だ。

 
<野中選手と彼女を指導する竹口トレーナーの対談記事はこちら>
【対談】野中生萌 × 竹口正範 進化の裏に新トレーニングあり

FLOWIN(フローイン)とは?

サッカー日本代表・長友佑都選手がオーナーを務める株式会社Cuoreが取り扱う、スウェーデン発のフリクショントレーニングギア。動的な体幹トレー二ングからリハビリのような軽度なトレー二ングまでを1枚で実現できる。また、軽量かつコンパクトに収納できるため外出先や遠征・合宿先にも携帯が可能。欧州のトップアスリート、プロサッカーチーム、リハビリテーションなどの現場で多く導入されている。

 

 
 

<FLOWIN Sport>
FLOWINシートをロール上に丸めて収納できるため、普段使用しない時やお掃除の際などに邪魔にならず使用が可能。専用の収納ケースも付属しているので、移動先、合宿先、遠征先などの用途にも活用でき、マットを広げることの出来るスペースがあればどこでもトレーニングが可能となる。(シートサイズ:約138cm×約98cm、重量:2.7kg、価格:25,000円(税込))
詳細・購入は公式オンラインショップから

CREDITS

取材・文 編集部 / 写真 永峰拓也 / 撮影協力 PUMP CLIMBER'S ACADEMY

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