公式戦では初となる5秒台をマークして日本記録を更新した楢崎智亜(写真はスピードジャパンカップ2020より)

楢崎智亜、日本人初の5秒台! 公式戦初の偉業でスピード国内記録を更新

 スポーツクライミングの東京五輪日本代表に内定している楢崎智亜が24日、岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場(盛岡市)で行われたジャパンツアーのスピード男子第2戦に出場。3位決定戦で日本人初の5秒台となる5.90秒をマークし、自身が持つ日本記録を更新した。

 楢崎は予選を6.02秒で首位通過するも、準決勝で敗れてしまい3位決定戦へ。この大会最後の試技での記録樹立となった。8月には自身のInstagram上で池田雄大とのスピード対決を生配信し、非公式ながら5.877秒をマークしていたが、公式戦ではこれが初の5秒台となった。

 今大会で1位に立ったのは、第1戦でも1位に輝いていた竹田創。今年のスピードジャパンカップで3位に入った期待の18歳はビッグファイナルで6.11秒をたたき出し、彼もまた公式戦での5秒台到達へ近づいている。

 また、同日行われたジャパンツアーのボルダリング男子第3戦では、唯一の4完登となった川又玲瑛が1位となっている。女子のスピード第2戦、ボルダリング第3戦は明日行われる。

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編集部 / 写真 窪田亮

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