THE NORTH FACE CUPの2020年大会本戦が再延期 2021年大会は開催見送りに

 全国規模で行われるボルダリングコンペティション「THE NORTH FACE CUP」を主催する株式会社BaseCampは29日、収束の見通しが立たない新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、6月に延期していた2020年大会本戦を再延期すると発表した。

 昨年8月からスタートした2020年大会は、全国13会場での予選ROUNDを経て、各カテゴリー上位に入ったクライマーたちが3月14・15日に「Climb Park Base Camp」(埼玉県入間市)で行われる本戦に集い頂点を決める予定だった。しかし新型コロナウイルスの影響で2月に延期を発表。開催日を6月6・7日に定めていた。再延期日程は未定で、年度内での開催目指し、引き続き協議を続けていくという。

 また、これに伴い2021年大会の開催見送りもアナウンスされた。例年夏から予選がスタートするが、本戦実施がずれこんでいることや、予選会場となる各地のクライミングジムの状況も踏まえると2021年大会の運営・実施は難しいと判断。実施の取りやめを決断した。

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取材・文・写真 編集部

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