OnlineObservation Monthly Selection Vol.1「日本代表合宿課題 in B-PUMP 荻窪」

 壁を3Dスキャンすることで、WEB上での課題閲覧を可能にした「OnlineObservation(オンライン・オブザベーション)」。OnlineObservationとのコラボレーションでお届けする本連載では、膨大なアーカイブの中から毎月厳選した魅力的な課題を紹介していく。このサービスを体感していただくことはもちろん、課題に込められたセッターの思いなども感じてもらいたい。

OnlineObservationって何だ?開発者インタビュー

 今回ピックアップされたのは、2017年2月に行なわれたボルダリング日本代表合宿でB-PUMP荻窪店にセットされたもの。1週間限定で一般解放が行われた際は、多くのクライマーが順番待ちをして登ったという人気課題だ。初見で最適なムーブを思いつけるか、さっそくクリックしてオブザベーションしてみよう。
 

Vol.1「日本代表合宿課題 in B-PUMP 荻窪」

店名:B-PUMP 荻窪
セッター:岡野寛
グレード:2級
使用ホールド:360holds、freestone

<3Dスキャン>

 
 この課題を選んだ理由を、サービス開発者の筒井氏は次のように語る。
 「両手で体をプッシュして足を上げたり、正面を向いた状態から手を真上に上げてヘリコプターのような動きで回転したり、狭くて動きにくい体勢から飛びついたり、たくさんの技術が詰まった素敵な課題ですよね。これだけ大きなボリュームがあると『どこをどの順番で、どんな体勢で掴めば良いのか?』と高いオブザベーション力も求められるのではないでしょうか。この課題は一般ユーザーからの人気も高く、勝手ながら昨年末に実施したOnlineObservation Awardではグランプリも受賞しています。一つ5万円以上もするボリューム(スロベニアのホールドメーカー『360HOLDS』)が3つついている点も注目ですよ」

 実際に課題をセットした国際ルートセッター・岡野寛氏は「どういう風に登るのか選手に考えさせる、ムーブの読みづらさを意識しました。実際に登ってみてから対応を考える現場処理能力も問われます」とそのポイントを説明し「様々なクライマーから面白いと言っていただけると、セットした甲斐があると思えますね」と続けた。

<ムーブ動画>

 

OnlineObservation(オンライン・オブザベーション)

3D化された課題の写真や動画をPC・スマホで自由に“オブザベ”でき、かつ今までになかったライブラリとして誰でも共有、自由に投稿も可能な新時代のサービス。クライマーが閲覧することはもちろん、ルートセッターの課題ライブラリとして、クライミングジムのPR効果を狙ったメディアとしても活用されている。
OnlineObservation 公式サイト

CREDITS

構成・文 編集部

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